君は貴族に会ったことがあるか。

ただ、なんとなく思いだしたので、書いてみたお話。

去年、デンマークに旅行した時に、同じグループに素敵なおじさまがいらっしゃった。
ふたり。
推定年齢40～50歳。
ロマンスグレー。
ひとりは、堺まちゃあきに似ていて、ひとりは、山咲トオルちゃんを数倍男らしくした感じだった。
トオルちゃんは、普通にしていると…お洒落で、英語もぺらぺらで格好よろしく、素敵な独身貴族！だったのだけれども。
トオルちゃんらしく、はっ！っと気づくと、おねえコトバがでちゃうおじ様であった。
この2人がまた、仲が良ろしく…ことあるごとに、まちゃあきは「こいつは貴族だから～」とからかったりするのだが、
独身とはいえ、ブランドもののお買い物をわっさりしていたあたり、やっぱりそれなりに、それなりなんだと思ったりしました。
とはいえ、まぁ別に同じ会社員ですから、貴族と云っても…。と貴族キャラを楽しむにとどまっていたのですが、
帰りの空港にて。
免税店で買った品物がたくさんあったので、お金が返ってきたときのこと。
わさわさブランド品を買っていた彼のこと、結構日本円にしても返ってきたのかなぁと、興味本位で、
「どれくらい返ってくるもんだんですかぁ？」
と、聞くと。

「数えてない。貴族そういう細かいお金気にしないの！」

といわれました。

私が、貴族を見た瞬間でした。

じゃぁ、免税されんな、みたいなこともあるがしかし。なんだか格好いいぜ！

と、云うわけで、なんだかふと思い出したので、書いてみたどうでも良い話。



と、いうわけで、写真はデンマーク王立劇場。重量感たっぷり。これまた格好良いぜ！