会議

キューブリックさんは今日はみっちり会議。

次回公演に向けてのこと、今しなくてはいけないこと、考えなければいけないこと…。
今日のこと、明日のこと、すごく先の未来のこと。
具体的なこと、精神的なこと、自分の気持ち、みんなの気持ち。

ひよっこの私はそんな話を一生懸命考えながら聞いている。

演劇を作る側に立ったことなんてなくて、分からないことも追いつかないこともいっぱいで。

まだ何にも自分の仕事も見えてこなくて、ここにいて良いのかも分からなくて。
小さくなって縮んでしまうけど。

ひよっこの私はまだ見えない舞台に思いを飛ばす。

小さな思い付きとか、アイディアが膨らんで大きくなって目の前に現れて。
１人の小さな考えが、劇団を動かして、そこに関わるみんなを動かして、またまたお客さんを動かして。
色んな想いを共有できたら、何だか凄いことだと思う。
それがこの会議から発信されるのかと思うと、また凄いと思う。

ひよっこの私は力を尽くして鳴いてみる。

先のことを考えるのは、本当はすごく苦手でいて。
その頃の自分を想像するのが、凄く怖くて。でも、周りはどんどん走り出す。
だから、頑張って眺めてみる、この先を。

いつか、こんな頃もあったよな、なんて思い出せると良い。
何か、理由なんて何にもないけど、「よし、頑張ろう！」と思う。




『僕は未だここに立ち、ひとり汗をかいている。
先のことは分からないが、今の自分は満足できる。』


最近読んだＴＥＡＭ　ＮＡＣＳ「ＦＥＶＥＲ」の台本より（←結局それかーい!!　笑。）