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あなたの心に届くように。 シアターキューブリック制作新人。まだまだひよっこ、シバサキのブログ。
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次回公演『誰ガタメノ剣』は、戦国時代の四国の英雄・長宗我部元親の物語。
それにちなんで、毎月9日発信のキューブリックのメルマガ“きゅ~め~る”のブログお題は、なんと4ヶ月連続のぶち抜き企画!
キューブリック劇団員が「高知」「長宗我部元親」「誰ガタメノ剣」の中から連載テーマを選び、毎月思い思いのピックアップで各テーマの魅力をアピールしてまいります!

というわけで私のテーマは「長宗我部元親」

その2回目ですね。

長宗我部元親の物語ならば、「悲劇」を描かなくては!
と、どこかの誰かが申しマシた。

まぁ、ほとんどの戦国大名が、色んな悲劇をしょっているとは思いますが。

四国統一なるも、あっと云う間にまた土佐一国へ。
天下を夢見た元親が、時代の流れの中で秀吉へと屈してしまう。
その志を折られた彼の悲しみって、どんなものだったのでしょ。

今まで戦ってきた何年間は、何のためだったのか。

さて、『夏草の賦』に、大好きなシーンがございます。
秀吉に降伏した元親が上方にのぼった際、宍喰屋(息子)と話す場面。
見物にも出かけない元親は、その理由を
「上方にのぼるのは、京を征服した時だと思っていた」と語ります。

宍喰屋の涙が沁みる、静かに痛い、悲しみの場面です。
ちょっともらした、この人の弱さが寂しくて…。

「悲痛と滑稽の無いものは、英雄とはいえない。」
らしいですよ。

こんな現代に生きていたって、「ああ、今まで何やってきたんだろう」と悩むことがございます。
戦国時代の人々も、ただ華々しいばかりの世界ではないのです。
悩んで、生きて、悲しんで、僕らと同じ。



ただ、まぁ、ちょっと悩みすぎな殿ではありますが。
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シアターキューブリック情報
キューブリック初!上映会決定!

『シアターキューブリック二次元スクリーン劇場 in 名古屋』
~祝・初ナゴヤ!どえりゃあ仲良うしてちょーだやあ!~
お芝居上映会+お楽しみトークショー

2013年6月23日(日) テレピアホール

シアターキューブリックが名古屋へまいります!
東海圏のみなさんのたくさんのリクエストにお応えしたくてとうとう初進出!
嬉しさ丸出しの副題!ですが、タイトルには「二次元スクリーン劇場」という見慣れない字面が!?
そうなんです、今回は公演ではなく、お芝居の上映会とトークショーという初挑戦のイベント。
お芝居を家のテレビで見ても100のうちの3か5くらいしか伝わらない!
でも、劇場の大きいスクリーンでたくさんの人と一緒にワイワイ見れば30か40くらいまでは行けるはず!
東京まで観に行きたくても行けなかったというあなた、そしてもう一度あの作品が観たいといってくださった全国のあなたも!
名古屋で、どえりゃあ仲良うしてちょーだやあ!


13:00~ 『誰ガタメノ剣』(2011.5上演作品)
トークショー◇片山耀将・谷口礼子・千田剛士

17:00~ 『葡萄酒いろのミストラル』(2012.5上演作品)
トークショー◇市場法子・伊藤十楽成・大沼優記
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